| 2008年(第61回大会) 山頂コース 優勝者インタビュー |
| 優勝者 横山 忠男 様・神原 百合 様から登山競走についてコメントを頂きました。 |
| 横山 忠男 (よこやま ただお) |
走歴:25年
月間走行距離:200km
主な記録:2時間50分18秒(2008年 第22回TMキナバル山国際クライマソン・21km 第3位)
2時間46分35秒(2007年 第1回東京マラソン・フルマラソン) |
|
|
 |
国体縦走競技に出場したことをきっかけに、数々のトレイルレースに挑戦するようになりました。富士登山競走は5回目。当日の調子そのものは決して良いものではなかったのですが、徐々に調子があがっていき、結果的にそれがロードは余力を残し、本格的に山に入ってからエンジンをかける、という秘策にもなり、優勝につながりました。テープを切った瞬間の感動は一生の宝物ともいえる、何物にも代えがたいものでした。 普段は、スイム・バイク・ランとバランス良く、いやにならないよう、あくまでも楽しみながらマイペースのトレーニング。レースに備えては普段の練習に加えて、ジムでのステップマシン、ロード対応の坂道練習など、スタミナ・脚力強化のトレーニングも。試走も3〜4回行い、感覚をつかんでおきました。 富士登山競走はフィニッシュまで過酷なレースです。それだけに、これ以上達成感を感じられるレースはないと思います。出場するみなさん、それぞれの目標に向けてがんばりましょう!
|
|
|
| 神原 百合 (かんばら ゆり) |
走歴:4年
月間走行距離:300km
主な記録:3時間37分02秒(2008年 TMキナバル山国際クライマソン・21km 第3位)
2時間52分18秒(2007年 東京国際女子マラソン・フルマラソン) |
|
|
 |
「1度富士山に登ってみたい!」はじまりはそんな思いからでした。 ロードレースとは違い、なにが起こるかわからないのがトレイルレース。当初の目標はまず完走。それだけにフィニッシュした時は喜びとともに、ホッとしました。 普段はキロ5分を切るぐらいのペースで30〜60分程度のジョギングを週に4〜5回、週1回のトラック練習、週末のロングランを含め月に300kmほど走っています。 レースへ向けての練習は、なるべく起伏の多いところを走る工夫を。これがマラソンのためのスタミナづくり、足作りに役立ちました。また、初出場の時の経験で馬返しまでの舗装路がきついとわかったので、2回行った試走の際は下の浅間神社から走り始めました。当日は特別な準備はせず、馬返し、5合目の通過目標タイムに忠実に、オーバーペースにならないようにだけ心がけました。 富士登山競走はとても厳しいレースですが、それだけに完走の喜びはひとしおです。ぜひチャレンジしてください。 |
|
|
本文終わり
|